日本は毎年、国連総会に核軍縮決議案を提出し、採択されてきました。今年も、核軍縮決議案「核兵器の全面的廃絶に向けた新たな決意」は、国連本会議(12月8日)で、賛成168、反対2、棄権7で採択。

 

反対票を投じたのは米国とインド。中国、イスラエル、北朝鮮、パキスタン、ブータン、ミャンマー、キューバの7か国が棄権した。ロシアは欠席。新アジェンダ連合(NAC)のメンバー国(NZ、アイルランド、スウェーデン、エジプト、ブラジル、南アフリカ、メキシコ)、マルタ、及びイランの9カ国が、昨年は棄権したのに対し、本年は賛成票を投じた。

 

 
これまでの決議と比べて、短く、シンプルになっている印象です。「NACの賛成」は初めて、少し驚きです。