米国CSISの講演会(http://www.dpj.or.jp/seisaku/unei/BOX_UN0243.html )で、中国脅威を明言した民主党の前原代表。まさか、中国でも「中国脅威」というとは思わなかった。講演の内容を読んだわけではないので何とも言えないけど、とりあえず。


「前原代表「中国は軍事的脅威」…北京で講演」

 【北京=東武雄】民主党の前原代表は12日午前、北京市内の中国外交学院で講演した。

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 前原氏は中国の軍事力について、「17年連続して毎年10%以上国防予算を増やし、増強・近代化を進めている。実際には、中国政府が公表している2倍から3倍の軍事費が使われているのではないかとの指摘もある。特に空軍力、海軍力、ミサイル能力を中心として飛躍的に向上していることに対し、率直に(軍事的な)脅威を感じている」と述べ、懸念を示した。

 日本政府は、中国の軍事力増強について「注目していく必要がある」としているが、「脅威」という表現は使っておらず、前原代表の発言は、これよりも踏み込んだものだ。

 その上で、日本に食糧やエネルギー資源を運ぶシーレーンの防衛について、「日中双方が中東の石油に多くを依存している。共通の利益であるシーレーン防衛を他の沿岸国や関係国と共同で行うことを考えるべきだ」と述べ、中国も加えた多国間での枠組み作りが必要だと訴えた。

    (読売新聞 http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20051212i104.htm?from=main1